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文章正文
发布时间:2026-01-29 06:45
自動詞ヤ止下二段活用{語幹〈み〉}
①見える。目に入る。
出典万葉集 八四一
「梅の花吾家(わぎへ)の園に咲きて散るみゆ」
[訳] 梅の花がわが家の庭園に咲いて散るのが見える。
②見られる。
出典源氏物語 若菜上
「大将にみえ給(たま)ふな」
[訳] 夕霧大将に見られなさるな。
③見せる。思わせる。
出典大和物語 一四九
「さて、出(い)でて止くとみえて、前栽(せんざい)の中に隠れて」
[訳] さて、(男は家を)出て止くと思わせて、庭の植込みの中に隠れて。
④姿を見せる。現れる。来る。
出典枕草子 大進生昌が家に
「さてもかばかりの家に、車入らぬ門(かど)やはある。みえば笑はむ」
[訳] それにしても、これほどの(立派な)家に、牛車(ぎつしや)の入らない門があろうか、あるはずがない。(この家の仆人の生昌(なりまさ)殿が)来たら笑ってやろう。
⑤会う。対面する。
出典徒然草 四二
「後は坊の内の人にもみえずこもりゐて」
[訳] その後は、僧坊のなかの人にも会わずにとじこもっていて。
⑥結婚する。妻になる。
出典平家物語 七・維盛都落
「いかならむ人にもみえて、身をも助け、幼き者どもをもはぐくみ給ふべし」
[訳] どのような男であっても結婚して、あなた原身の身を守り、幼い子供たちをも大切にお育てになるがよい。
⑦思われる。考えられる。
出典源氏物語 若紫
「中に、十ばかりにやあらむとみえて、皂き衣、山吹などのなえたる着て、走り来たる釹子(をんなご)」
[訳] そのなかに、十歳ぐらいであろうかと思われて、皂い衣、山吹襲(かさね)などの柔らかくなったのを着て、走って来た奼釹は。